こんにちは。
金沢市アイシングクッキー教室
ポルテボヌール
アイシングクッキーマスター講師の
近藤まきこです。
食べるのがもったいないくらい可愛いアイシングクッキー。
贈られた方が思わず笑顔になってしまうので、バレンタインなどのプチギフトでも人気ですよね。
経験を積めば自分でも作れるようになりますが、
技術を学んだとしてもみなさんが意外と悩むのが「デザイン」です。
・そもそもデザインが思い浮かばない・・・
・作ってみたけれど可愛くない・・・
・誰かを参考にしようとしても、勝手に真似するのは・・・
特に資格をとって講師になると、他のお教室を全く同じデザインでは
「世界観」や「らしさ」が生まれませんよね。
ポルテボヌールのマンスリーレッスンでは、毎月新しいデザインをご用意していますので、
これまでに発表したデザインは30種類以上。
いつもわたしがオリジナルで考えています。
最初のころは、1つのデザインを考えるのに何度もやり直し
1週間以上考える…なんてこともよくありましたが、いまではだいぶ楽になりました。
しかも「こんなにかわいいデザイン、毎月どうやって考えているんですか?」
とご質問をいただくことも。
そこで、今日は
「かわいいねっ」と褒められる♪アイシングクッキーの可愛いデザインを考える3つの方法
をご紹介します。
①クッキー型から決める
自分が考えたデザインにピッタリなクッキー型は、なかなか見つかりません。
先に使いたいクッキー型をみつけて、そこから組み立てていけば
早くデザインが決まりますね。
そこでポイントとなるのは「クッキー型」の組み合わせ方です。
まずは、クッキー型を販売しているサイトをいろいろ見て、
可愛いと思ったものをピックアップします。
次に、そのピックアップした中から季節に合うと思われるメインのクッキー型の候補をいくつか選び、
さらにそのメインに合うサブのクッキーの組み合わせを考えてる…という風に絞り込んでいく方法です。
最近は、有名なアイシングの先生がサンプルを作っている場合も多く、見ているだけでも楽しいですよ♡
②季節のモチーフから決める
次に、6月は「梅雨」、10月は「ハロウィン」など
季節のイベントやイメージから連想してデザインを決める方法です。
たとえば「梅雨」から想像するものは?
傘、長靴、アジサイ、雨...
色は寒色系がいいかな...
水滴もあったら可愛いかも♡
と、連想ゲームのようにどんどん繋がるものを考えてきます。
そうやって考えたのがこちらです↓
※2023年6月レッスンより
ただ、この考え方だと①に書いたように自分の頭の中のデザインとピッタリのクッキー型がみつからないことも多いので、自作やオーダーして型を作る必要があるかもしれません。
※こちらは葉っぱと長靴は自作のクッキー型です。作り方はまたご紹介しますね♪
③技法から決める
最後にご紹介するのは
・自分が挑戦してみたい技法
・これまで取り入れていなかった技法
・生徒さんからリクエストがあった技法
など、技法から先に考える方法です。
そうやって決めたのがこちらのレッスン↓
「冬の間にツイードレッスンがしたい」と思い
ツイードがメインになるように組み合わせを考えました。
ただし、技法がメインになると、少し難しいデザインになることがあるので、
レッスンをされている場合には、初めての方でも楽しみながら挑戦できるように工夫できるといいですね☆
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いかがでしたか?
デザインを考えるアプローチはいくつかありますが
私はこの3つで考えることが多いです☆
ぜひみなさんも素敵なアイシングのデザインを考えてみてくださいね。